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とある山の中腹、下界の人郷からは孤立した村。

その村の周りは呪われた「ケモノ」で埋め尽くされていた。

ケモノは常に身体から邪気を発しており、近づくだけで人は病に罹ってしまう。

 

そんな村でケモノの病に効く薬を配る仕事をしている主人公。

生い立ちにより村人から避けられている主人公の話し相手は3人の少女。

占い屋のシズ、料理茶屋で働くマル、道場の娘のチワ。

主人公も少女たちもお互いに心を開いていく。

 

そんな中、村で事件が起こる。村人が神隠しにあったという。

村では一年、または数ヶ月に一度神隠しがあった過去があったが

このように短期間で複数人が同時に神隠しにあうことは初めてである。

 

また時を同じくして、ケモノの病の患者も劇的に増える。

毎朝主人公が尋ねる家も日に日に多くなり、

薬を使用しても症状があまり改善せず、連続して薬を配る家も増えてきた。

そんな中、とうとうマルも病に倒れて店を休んでしまう。

 

主人公は、違和感を覚える。

神隠しがケモノ病に関連があるのではないか?

シズやチワに尋ねるも有力な情報は見つからず…。

謎は深まり、村では神隠しとケモノの病が蔓延していく。

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